Google Compute Engineに新しいゾーンが追加されました!
ども、takiponeです。
本日、Google Compute Engineのasia-east1リージョンとus-central1リージョンに3つ目のゾーンが追加されました。
- asia-east1-c
- us-central1-f
...us-central1の方は何故fなんでしょうか。c,d,eはいずこにw
ともあれ、1リージョンでデータセンターレベルの可用性を持った3ノード構成ができるようになりました。Googleのブログにも用途の記載があるように、多くのクラスタリングシステムが3ノード以上をベースに設計されていることから望ましい形になったのではないかと思います。AWSが3ゾーンから2ゾーンにシフトしているのとは対照的ですね。
また、TechCrunchの記事によると、新ゾーンはIvy Bridgeのハードウェアをベースに構成されているとあります。残念ながらVMインスタンスのOSからはCPUモデルが隠蔽されており、実際にIvy BridgeのCPUかどうかは確認できなかったのですが、ベース性能がアップするのは嬉しいですね。ただ、前述のクラスタ構成などを組む場合はノードによって性能差があると同期処理などで問題が発生するかもしれません。
ひとまず、ゾーン一覧とVMインスタンス作成時のゾーン選択のスクリーンショットを貼っておきます。