第13回 榛名山ヒルクライム(2025年初参加11ウェーブ)

ども、takiponeです。

昨年9月にロードバイクを購入し、房総半島や三浦半島のロングライド、檜原都民の森や埼玉山伏峠のヒルクライムを楽しみ、今回初めての大会としてハルヒルに参加してきました。

榛名湖コース 11ウェーブ(申告タイム90分)でネットタイム1:13:22。大会2週間前の試走で足つき3回の惨敗を喫し本番は足つきなしで完走するのを目標していたので、結果としては足つきなしで楽しく登れて大満足でした。個人的ハイライトは、競技後に榛名湖から榛名体育館に戻る下山の体験でした。参加者が一斉にダウンヒルを楽しむ中、沿道からは「お疲れさまー」と地元の方から温かい声援を受けられる様は、なんだかゲームのエンディングのようで達成感と幸福感が沸き上がる素敵な時間でした。この下山空間を愉しむためにまた来年も参加するかもしれません。

タイムやコースの攻略について初心者の自分が語れる情報があまりないので、ハルヒル公式Webサイトの情報では様子が掴みづらい参加時の注意点や服装周りについていくつか体験をレポートします。

申告タイム

ハルヒル榛名湖コースは、申込み時に自身のコースタイムを申告し、それによってスタートのグループ(ウェーブと呼ぶ)が決まります。自分の檜原都民の森のStravaセグメントタイム(橘橋交差点→都民の森)が1:27ほどだったので、それと同程度で申告しました。信号待ちや休憩時間を省けば今回のネットタイムに近い長さになると思うので、参考として有効だと思います。申告タイム自体はスタートするグループが分かれるだけで特に同じグループの周りのペースに合わせる必要も無いので、正確さにこだわる必要はないと感じました。榛名湖コースの後半ウェーブだと後続の榛名神社コースのトップの集団に抜かれることになりますが、彼らはトレインを組んで颯爽と抜き去っていくのでこちらの進行に支障はありませんでした。

前日受付の場所と自転車預け入れ有無

今回のハルヒルは大会前日の受付が必須で、受付場所は高崎駅東口と当日集合場所に隣接する榛名体育館から選択できました。初回参加だったので、当日のトラブルをなるべく避けるよう前日に自転車を預けることにしました。自転車の事前預け入れは榛名体育館のみだったので、自分は"榛名体育館受付で自転車預け入れあり"を選択しました。

榛名体育館への移動は高崎駅東口からシャトルバスが運行され、各便トラックが伴走するのでトラックで自転車を運ぶことができます(もちろん自動車や自走など自分で運ぶのもOKです)。トラックへの荷積みは自転車1台ごとに緩衝材で挟む形でガチッと固定されるわけではないですが、運搬中他の自転車との接触で損傷するようなリスクは無さそうでした。シャトルバスは毎時0分に高崎駅東口と榛名体育館を出発する2台の運行で、所要時間は40〜45分ほどでした。

一方で、自転車だと高崎駅から榛名体育館へは西口からほど近い市役所横の烏川沿いのサイクリングコースから町屋橋を渡って田畑の中の道を進めば30〜50分ほどです(試走の行きと当日の帰りを自走しました)。天気が悪くなければ当日朝に高崎駅前から自走するのもさほど苦ではないので、来年は高崎駅東口で前日受付し自転車預入は利用せず、当日朝に宿泊先からスタート地点まで自走するのがいいかなと思っています。

荷物預かり

荷物預かりは前日受付時に預けてゴール地点へ持って行ってくれるものと当日スタート地点隣接の榛名体育館に預けるものの2種類があります。手厚いですね。ゴール地点の預け入れは前日受付のときに50cm x 60cm大のナップサック状の袋が渡されるので、その場で詰めて預けます。私はゴール地点のみ利用し、バックパックに防寒具のユニクロのウルトラライトダウンベストを入れて預けました。ゴール地点で受け取る荷物は下山時身につけることに注意しましょう。預け入れ袋のまま背負うこともできます。

服装

当日の天気は晴れ、気温は20度を超えました。普段のサイクリングの服装と特に変わったところはなく、以下で臨みました。

  • アウター/ボトム
    • モンベル サイクール ロングスリーブジップシャツ
    • モンベル ウィンドバイカー(朝スタート前とゴール後下山待機時)
    • モンベル ペダリングショーツ ライト
  • 肌着
    • エーション 機能性インナーシャツ クレーターメッシュ Vネック ノースリーブ
    • おたふく手袋 JW-552 オーバーザファンクション 前開きロングタイツ

当日朝のバスが4時台の夜明け直後でさすがに寒かったので、陽が昇る集合時間の6:30くらいまではウィンドブレーカーを羽織り、スタート時に脱ぎました。コースは前半と終盤に日当たりが良く、中盤は林道で日陰がちなコースです。そこまで日差しはきつくなく、ちょうどよい服装で快適に登れた印象です。ゴール地点は標高1000m超えの湖畔なので晴天でも風が冷たく、かいた汗をそのままにしておくと風邪を引きそうだったので早々にウィンドブレーカーを着て防御しました。(ダウンベストを着るほどではありませんでした)

スケジュール

時刻 項目 補足
04:00 高崎駅東口シャトルバス発
04:45 榛名体育館着
05:00 預けていた自転車を受け取り
06:30 集合場所に集合
07:00 スタート地点に移動開始
07:40 スタート
09:00 ゴール
10:30 下山待機場所から移動開始
10:50 下山開始
11:30 榛名体育館着
12:30 自走して高崎駅着

まとめ

参加してみてわかったこともたくさんあったので、来年はその経験を生かしてより楽しみたいと思います。ハルヒルは東京方面からのアクセスが良く、ホテルも取りやすい高崎エリアで地元のあたたかい声援がある魅力的な大会だと思います。来年も今年同様盛況になることを期待します。