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takiponeは事業開発にジョブチェンジします

2021年11月末でソラコムを退職し、12月からはNTT東日本で事業開発に携わります。

これまで

ソラコムでは3年間、ソリューションアーキテクト(以下SA)として、SPS(SORACOM Partner Space)プログラムに参画するパートナー向けの技術支援を行いました。600を超えるパートナーのIoTビジネスをソラコムとともに育てるために、IoT技術認定資格の試験問題を作り、コロナ禍前は年間50本近くの対策セミナーで各所で話して回り、コロナ禍後はWeb動画のコンテンツを作ったりしていました。IoTプラットフォームSORACOMは、コアシステムをクラウド基盤で提供する革新的な通信および付帯サービスを提供しています。セールス/SA/サポートと開発チームとのコミュニケーションが活発でパートナーや顧客からのフィードバックをスピーディーに新機能開発に活かす様は、一種の気持ちよさをおぼえるほどでした。

これから

IoTに関わることで1bpsだったり1ビットでも通信に価値が出せるということを実感し、より身近な普段何気なく使っているネットワークでの新たな可能性に興味を持つようになりました。サーバーコンピューティングの分野はクラウドの利用が広がりその活用スピードが加速していますが、ネットワークの分野は広がりの余地があり、まだ世の中に無いサービスがあるのではと思っています。今日のインターネットはCDN(Content Delivery Network)全盛な一方で、日本ではCDNが大都市圏のデータセンターに偏在している状況です。より地域に近いNTT東のアセット(光回線や電話局)を活用した新しい取り組みができないかなと思い、今回NTT東日本で働くことにしました。

NTT東日本は事業会社で所属も事業部門なので、研究職のような技術開発ではなくサービスを作っていく事業開発として、名刺の肩書では引き続き思い入れのあるソリューションアーキテクトを名乗ります。肩書を事業開発(BD:Business Development)としなかったのは、所属部署の"ビジネス開発本部"と被ってクドいことが理由なので、実態はBD/SAのあいのこくらいでイメージしています。

形となるものが何もないところからのスタートですが(自分の確たる社内ポジションもまだです 笑)、自分としては新しいチャレンジにわくわくしているので温かい目で見守っていただければと思います。