Anker Soundcore Sleep A10で入眠改善
ども、takiponeです。
筆者は睡眠障害で悩んでいた時期があり、睡眠時に耳栓をするのが常態化していました。Anker Soundcore Sleep A10という睡眠サポート向けのイヤホンで入眠を改善できたのでその様子をレポートします。
ノイズマスキングというアプローチ
最近のイヤホンの遮音機能というと、外音を打ち消すアクティブノイズキャンセリングが有名ですが、Soundcore Sleep A10が採用する遮音技術はノイズマスキングです。外音に対抗するように音を流すという、普通のイヤホンとやっていることは特に変わらないのですが、入眠時は些細な物音が気になってしまう一方でSleep A10のスリープミュージック(雨音などの環境音)は多少音量があっても気にならず、他の雑音を打ち消してくれるのに十分な効果がありました。
スマートフォンアプリで曲や動作をカスタマイズ
Ankerの他のヘッドホン製品と共通のスマートフォンアプリ Soundcore が利用できます。
アプリでは、登録した製品一覧からSleep A10をタップするとSleep A10独自のメニューが表示され、スマートフォンの音声出力を流す音楽モードとあらかじめイヤホンにアップロードしたスリープミュージックを流すスリープモードの切り替えメニューが表示されます。[保存済みの音楽] - [変更] ボタンから、たくさんのスリープミュージックを選択できます。
私のお気に入りは「風」です。スリープモードではスリープミュージックの再生時間のほか、周囲の音量に合わせた自動音量調節、アラームなどが設定できます。
アラームはイヤホンで流れるため周囲に迷惑をかけることなく鳴らせる便利な機能ですが、私は就寝中にイヤホンを取り外してしまう(耳栓の頃に意識なしで外せるスキルを身につけてしまいました...)ためアラームは使えません。また、連続再生時間が公称6時間なので、睡眠を6時間以上とる場合も電池切れでアラーム鳴動が期待できないでしょう。
効果てきめんでした
Sleep A10は自分と非常に相性が良かったようで、着けるようになってから入眠がとてもスムーズになりました。フォーム耳栓よりも耳の穴を押し広げる感じは弱く、またムレ感も改善している印象です。もうこれなしでは眠れないくらいです。
左右がわかりにくいので、本体の突起で区別しましょう
就寝時の暗がりで装着することになるため、イヤホンの左右を触覚で区別する必要があります。Sleep A10の本体には上部に突起があり、右側についているのが右耳、左側についているのが左耳と判別できます。
本体上部のリングが地味に便利
はじめは飾りだと思っていた本体上部のリングは、耳から取り外すのに便利です。イヤーピースが弁のように耳にフィットするため思いのほか取り外しずらく、リングをグッと引っ張ることで確実に取り外すことができます。
購入1ヶ月で故障し、無償交換しました
就寝中は寝返りを打ったり横向きに寝たりと、超小型イヤホンとはいえ枕に押しつけることもしばしばあり、使用1ヶ月ほどで右耳のみくぐもった音しか出なくなりました。
私はyodobashi.comで購入したので、以下の指示に従いAnkerのカスタマーサポートのWebフォームから修理を依頼しました。保証期間内ということで無償で代替品の送付を受け、到着次第現品を返送する形で交換できました。
交換後は今のところ不具合なく使えていますが、圧迫させる使い方は製品の寿命を短くしてしまうのかもしれません。
まとめ
Anker Soundcore Sleep A10で入眠改善した様子をご紹介しました。少し値段は張りますが、これまで耳栓をしても些細な物音が気になっていたという方にオススメです。試してみてください。